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筑波研究学園都市見学ツアー
- 2019.10.6
秋休み中の10月2日,中学・高校の希望者が、毎年恒例となっている筑波研究学園都市見学ツアーに出かけました。
中学生は午前中に筑波実験植物園を見学しました。
始めに研究員の方から絶滅危惧植物についての説明を受け、その後は園内を自由に見学しました。
パンフレットを片手に見ごろの季節の植物や、普段目にすることのない温室の珍しい植物を観察しました。同じく高校生は理化学研究所バイオリソースセンターを見学しました。
細胞を冷凍保存している施設を実際に見学したり,緑色に光るたんぱく質の発見から応用までどのように実用化されてきたかを模擬講義を通して学習したりしました。
午後は中高合同で,メインとなる筑波宇宙センターJAXAにて,「きぼう」の運用管制室や宇宙飛行士養成エリアを見学しました。
宇宙という遠い存在をものすごく身近に感じることが経験でき,どの生徒も真剣な眼差しで解説員の話を聞き入っていました。以下,生徒の感想です。
・理化学研究所では,様々な有名大学や公的研究機関にリソースを提供していることをはじめて知り,日本の技術の高さを垣間見ることができました。
・液体窒素で細胞を保管する場所を見学して,実物を見るだけでなく研究者としての考え方について話を聞けました。万能細胞についても説明を受け,医療のニュースなどにより関心を持てるようになりました。
・植物園で食虫植物を見てとても不思議な気持ちになりました。また,気候によって育つ植物の違いの特徴を知ることができ,興味深かったです。さらに知りたいという気持ちが深まりました。
・宇宙飛行士になるための施設を見学し,とても貴重な体験が出来ました。宇宙服についても詳しく知ることができ,宇宙で過ごすための技術や訓練を具体的に知れて楽しかったです。<< >> -