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命を守る
- 2025.04.5
春休み中に、講師に月ヶ瀬恭子先生をお招きして「救命救急講習」を先生たち全員で受講しました。
月ヶ瀬先生は、救急救命士として救命救急センターや被災地での救助活動を経験され、日本のみならず欧米をはじめ世界各国で救急・防災教育活動を行われています。
翠陵では、毎年この時期に元気一杯な月ヶ瀬先生から「救命救急方法」を教えていただいています。幸い、開校以来、命にかかわる事故は起きていませんが、万が一の時に備えています。
ここ数年はコロナ禍でオンデマンド講習でしたが、今年は久しぶりに対面講習が実施できました。
まずは心肺蘇生法。
心臓マッサージと人工呼吸を学びます。
周囲の安全を確認して、呼吸や意識の有無を確認、30回の胸骨圧迫をした後に2回の人工呼吸を実施します。
これがなかなかのトレーニング。
月ヶ瀬先生からの、ニコニコしながらの「はい!もう1セットです!」に先生たちも汗だくになりながら応えます。
そしてAEDの使い方。
胸骨圧迫や人工呼吸をしているうちにAEDが到着。今では街のあちこちで見かけるようになりました。翠陵でも当然設置されています。
AEDから流れる音声の指示に従って、先生たちもスイッチオン。
さらにアナフィラキシーショックへのエピペン注射トレーニングや担架の使い方も。
月ヶ瀬先生、今年もありがとうございました。
万が一の事故が起こらないことを徹底しながらも、もしもの時には「私たちがきちんと動けば救える命がある」ことを肝に銘じます。命の重さを噛みしめながら。
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