校長Blog

  • 秋の植栽 ~お母さんお父さん、ありがとう!~

    • 2024.10.19
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    秋も深まってきましたね。

    窓を開けて「なんだかいい香りがするね」と言ったら、生物の先生に「これは金木犀、秋の香りですね」と教えてもらいました。

    花自体はとても小さいのに、遠くまで豊かな香りが漂ってきます。

    花言葉は「謙虚」・「謙遜」とのこと。

    「花は褒められたくて咲く訳じゃない」と誰かが言っていましたが、控えめで可憐な花から発せられるいい匂い、見習いたいものですな。

     

     そんな訳で(どんな訳?)、たくさんの保護者の方々が毎年恒例の「秋の植栽」をしてくださいました。

      

     

     

    今回植えていただいたのは、何種類ものスミレ。

     

     

     

     因みにスミレの花言葉は「小さな幸せ」・「誠実」だということです。

    あれ?私、いつの間にか花言葉好きに?

    「小さな幸せ」と言えば、翠陵の植栽にはこんなエピソードが隠されています。

     

    「家でイヤな事があるかもしれない。学校でもイヤな事があるかもしれない。

    そんな時、正門から校舎まで歩く道の傍らに花が咲いていれば、子供たちはきっと笑顔で過ごせるよね。小さな幸せを忘れずに、花を絶やさない学校にしよう!」

     開校間もなかった38年前、当時の保護者の方々はこんな想いで植栽をスタートしてくださいました。以来、毎年欠かさずに春と秋にお花を植えてくださっています。

     暑かった今年の夏は、春に植えたお花が枯れないようにと当番を組んで定期的に水遣りをしてくださいました。開校当初の想いが今でも脈々と引き継がれています。

    たくさんの素敵な花たちに見守られて、数千人を超える卒業生も青春を謳歌してきたはずです。

    本当にありがとうございます!!

     

     翠陵生よ、ムシャクシャしたら道端のお花を見てみてよ。

    なんとなく咲いている花に見えるかもしれないけど、決して喋ったりしない花だけど、実はたくさんの優しさが詰まった花だからね!

     あっちこっちに咲いている花以上に1人1人が輝いて恩返ししようね!

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