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教育実習生奮闘中① ~おかえり翠陵生~
- 2024.06.14
6月10日から卒業生7名が教育実習に挑んでいます。
私達教員からすると、卒業生が立派?になって母校に帰ってくる、こんなに嬉しいことはありません。しかも同じ先生として教壇に立つ姿を見られるなんて。
「頑張れ!」「失敗しても挫けずに子供たちにぶつかって行くんだよ!」ってこっそり声援を送っています(照)。
教材準備中の実習生↓
なんでも全国の教員志望者は激減してるとのこと。公立の教員採用試験の倍率も毎年過去最低を更新中とか。大変そうなイメージだけが先行しているのかな。
確かに大変かもしれないけれど、先生っていいよ。
子供たちと一緒に夢を見て、夢を追いかけて、夢をつかみとる、その時の笑顔ときたら感動もんですよ(照照)。
せっかくなのでフレッシュ実習生たちにメッセージを書いてもらいました。
2回に分けてお送りします。
『翠陵を卒業して早10年くらいになりますが、再び教育実習生としてこの学び舎に戻り、お世話になった先生方が昔と変わらない優しい笑顔で迎え入れてくれたことをとても嬉しく思います。ここでの思い出は褪せることなく鮮明に残っており、その中でも特に私にとって大きな出来事だったのは、中学3年生の時に行ったオーストラリアへの海外研修でした。初めての海外に少し不安もありましたが、ホストマザーがとても優しい方ですぐに大好きになったことを覚えています。しかし、ある時ホストマザーと買い物に行った時に、自分の気持ちを上手く伝えられず、悔しさと悲しさからスーパーのど真ん中で泣き崩れてしまったことがありました。その時の「もっとこの人と話がしたい」と思った気持ちが私の英語学習の原点です。そんな経験を経て、翠陵で英語を学び、いまでは海外の人にスキーを教えたり、日本に来ている留学生たちと一緒にイングリッシュキャンプを運営したりと、英語を使って仕事ができるまでになりました。私にとって英語は人との繋がりや人生の幅を広げてくれる強力な武器です。教師としてはまだまだ卵の私ですが、英語の魅力を伝えられる教育者になれるよう、この実習期間で多くのことを吸収したいと思います。』
『みなさまこんにちは。中高社会科の教員免許取得を目指して翠陵中高に戻ってまいりました。
私は現在高校 3 年生のホームルームを担当しています。キラキラしながらも受験という大きな壁に向けて日々邁進する生徒の様子に懐かしさを覚えつつも、教育者を目指すものとして何が出来るのか、「自分らしく」どのように接するのかを模索しながら日々奮闘しています。
翠陵中高での思い出は枚挙にいとまがないですが、一番印象的であったのは中・高 5年間の生徒会での経験です。学校をよりよくするために仲間とともに必死にもがいた日々は本当に尊いものでした。
過去の自分たちが蒔いた種が花となって咲いているように、当時実現できなかったことが後輩たちによって現在では実現されているのも嬉しく思います。翠陵で流した汗と涙が、今では自分の宝物になっています。在校生のみなさんも翠陵で誰にも負けない宝物を探してほしいと思います。今の自分にもそう言い聞かせて、この 3 週間を実りある実習にしたいと思います。』
『私は在学中、国際コースに所属していました。二年生の年に、国際コースの海外研修として、イギリスに行く機会がありました。私にとって初めての海外、不安なことも沢山ありましたが、頼りになる先生方や同じクラスの仲間たちのおかげで、とても良い経験をすることができました。この経験は自分の中でかなり大きな影響を与えてくれることとなり、大学ではイギリスの歴史について学ぶという道に進みました。教育実習でまたこの学校に戻ってくることができて良かったです。精一杯頑張りたいと思います。』
中高時代の経験がきっかけとなって今をキラキラと生きているんだね。
現役生にたくさんのことを伝えてあげてくださいね!
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