地上の星シリーズをちょっとお休みして、今年から満を持して始まった高校生の探究学習について紹介します。名付けて『翠陵クエスト』！

　今の世の中、鉛筆の先にある点数を取ることだけが目標ではありません。

さらにその先にある「未来に生きる力」を身につけなくては！

　高校１年生、身近なことからみんなで課題を見つけて解決していきます。

４月のお題は「ギネスに挑戦するには何がいいか？」

みんなでプレゼンして学年でコンペ、決まったものを実際に挑戦するかはお楽しみに！

そんな活動をヒントに「自分で会社を作って新商品を売り出すには？」までをやり遂げます。

プロトタイプ（試作品）の製作から顧客分析、ブラッシュアップしながら実際の会社運営をシミュレートしていきます。

　高校２年生、各企業さんから課題をいただいてオリジナルのアイディアを提案します。

今年ご協力いただける企業は、LINEヤフー、イオンリテール、ロート製薬、富士通、鴻池組、オカムラ、キモノハーツの各社さんです。インターンやプレゼン審査でもお世話になります。ご協力ありがとうございます。

　翠陵生のアイディアが形になるかもしれない、ワクワクしますね！

　さて、時代は変わったなぁ、としみじみ思うことがあります。

　僕らの高校時代は、社会と繋がるなんてまずありませんでした。高校生は高校の中だけで世界が完結している人がほとんどでした。実社会はずっと先の先だと思っていました。その分、世の中はどうなってるんだろう？会社ってどんな感じなんだろう？と逞しい空想力だけは妙に身に付きましたけどね。

　今の中高生はすごい。こういう探究活動を通して世の中とどんどん繋がっていく、最初は戸惑っていても場数を踏むうちにプレゼンだって堂々とやってのける。大人たちが出来なかったことを立派にこなしていきます。

　先行き不安と言われるこの時代、彼らを見ているとなんだか希望が見えてきます！

翠陵生、クールジャパンの旗手たれ！