8月1日から20日までの短い夏休みも6日が過ぎました。

梅雨明けの猛暑が続く毎日、生徒たちは自分だけのこの時間を計画的に有意義に過ごしていることと思います。校内では、1週間の受験対策特別講座（高3のみ）と各部活動も在校時間3時間を上限に実施しています。勿論、感染防止対策の徹底が大前提です。

特別講座（日本史）　来春の受験への不安を払拭するかのように活発な質問が飛び交います

サッカー部　　限られた時間での濃密な練習が続きます

バスケ部　　体育館でのソーシャルディスタンス

夏休み前、7月31日の放送による全校集会でこんな話しをしました。

例年の夏季休業との大きな違いはウイルスと共に過ごすことです。

手洗いやマスク着用を始めとした感染防止の行動は皆さんの体に十分に染みついていることと信じています。6月から日常生活は再開されましたが、私たちの生活にはまだ制限が多くあり正常なものではなく、気を緩めてはいけません。感染防止のためのより良い行動を一人ひとりが考え実行し、自分と大切な人の健康と命を守り続けてください。

ウイルスとの共存で気づかされたこと…。普通の生活ができることの有難さ。人との繋がりや人と会うことの意義。将来のための生き方や学び方の再考。学校生活の意義や自らの取り組みの姿勢など。もし何かに気づいていたら、それを解決し自分の未来をより良くするために、知恵を働かせ工夫し行動を始めなければなりません。世の中では新たな発見、新たな価値が次々と創り出され変化が始まっています。私たち一人ひとりも進化すべき時。取り残されてはいけません。

ウイルスとの戦いは近い将来終焉を迎えます。でも私たちの向かう未来には答えのない多くの課題があり、一つひとつ解決し前に進まなければなりません。直面した課題を自分事として捉え、問題点に気づき、仲間と共に知恵を出し合い解決策を考え、勇気をもって行動に移す。これが本物の「考えることのできる人」です。“Think＆Challenge！”をモットーに、多くの知識と経験を積み重ね、自分の可能性を大きく広げましょう。

陸上部　　いちょう並木は心地よいランニングロード

感染防止と熱中症に気をつけて実り多い夏休みであることを願います。

8月21日に元気に会いましょう！！