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今年の漢字
- 2019.12.26
今年は25日から冬休みに入り、3日間の冬期講習を実施しています。
最終日24日の全校集会では、こんな話をしました。
今日は、全校大掃除からスタートしました。今年積もった塵を丁寧に払い、不要物を処分して、学校中がすっかり清められ、新年に、翠陵の各教室に神様がお越しになる準備が整ったことになります。
インターン生のThomas先生とお別れ
日本漢字検定協会の主催で選ばれた、今年の漢字は「令」でした。
今年一年の一番の出来事は、元号が平成から令和にかわったことですね。
「令」の字は、上半分は「大勢の人や物を集める」という意味から「神から頂いた冠」の象形、下半分は「ひざまずいて頭を垂れている様子」の象形とされ、「神の言葉に聴き従う様子」としてこの漢字が形作られたそうです。
つまり「神聖なる権威と秩序」のことを意とし、法令や律令などに使われるように、「命令」や「規則」という意味になり、消費税という法令改正、度重なる警報や避難勧告発令などを考えると、確かに今年の漢字です。
この字のもう一つの意味として、「令」という字が持つ神聖さや美しさのイメージから、「美しい」や「優れた」が派生し、令嬢、令息などに使われています。
この一年で、自分自身が優れた点は皆さん一人ひとり何ですか?
タイからの留学生、タンク君(愛称)とも今日でお別れ
令和時代が幕を開けています。
「令」が示す、神聖なる権威と秩序、そして神聖なる美しさと素晴らしさ。
「和」がもたらす調和。
それを自分自身で実現しながら、時代を築いていくのは皆さんの力です。
2019年をしっかり振り返り、2020年をどう生きるのか考えてください。
学力優秀賞の表彰もありました
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