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防災の日
- 2019.09.2
長い夏季休業が終わり今日から学校が再開です。休業中、静かで寂しかった校舎に生徒たちの元気な声が響きわたり、久し振りに学校らしくなりました。
今日は、防災の日から1日遅れて、大地震を想定した避難訓練を行いました。
大地震発生に対する備えについてビデオを通じて学びます。
真夏を思わせる猛暑の中、最終避難場所の総合グラウンドに全校生徒890名余りが避難完了しました。
消火器の扱いも大事な訓練です。
1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんで設定された「防災の日」。「災害に対する備えを怠らないように」との戒めが込められています。
自然の力は絶大であり、人間がその力を止めることはできません。私たちに様々な恵みを与えてくれると同時に、非情とも言える様々な災害も引き起こすのです。自然災害に立ち向かうために、自分の命は自分で守るために、私達一人ひとりが持つべきものは「考える力」です。たった一人で被災したとしても対応できる力です。そのために必要なのは、まず「自分事」(課題)として捉えること。そして災害の実態やその備えについて知り(知識)、訓練などの体験(演習)を重ねることです。「課題⇒知識⇒演習」なくしては考える力は得られないのは、いつもの勉強と同じです。…と生徒たちに話しました。
猛暑の中で行われた訓練。一人ひとりが「自分事」と捉え、真摯に取り組めたことと思います。
夏季休業は終わり学校生活に戻ります。順調な生活再開のためには、夏季休業の延長線上から離れて「区切り」をつけることが肝心です。
明日から前期期末試験ですから、のんびりしていられませんけどね。
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