翠陵Topics

  • 教育模擬国連を行いました

    • 2019.04.15
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    中学から入学したグローバルチャレンジコースの生徒たちが高校生になり先週初めてのSGP(Suiryo Global Project)が行われました。

     

    高校記念すべき第一回は、教育模擬国連です。

     

    教育模擬国連では、生徒一人ひとりが各国の大使になりきり、様々な議題をもと国連の決議までの過程を再現し、実践します。

     

    講師の先生方2名にご来校いただき、模擬国連のやり方を教えていただきました。

    初めて模擬国連をやるにあたり、生徒たちも真剣です

     

    まず初めに国連の歴史や、会議の流れ、決議の方法などレクチャーを受けます。

     

    今回のテーマは「国連本部にカフェを作るとして、そこで提供されるメニューを考える」というものでした。

     

    生徒たちには担当する国の資料がランダムに配布されます。地域や経済状況、主要な生産物などまるで違っています。

    生徒たちは複雑な資料を読み解きiPadで追加の情報を調べながら、自国の生産物が使用されたメニューや自国の文化をアピールできるメニューを考えつつ、他国の大使が賛成してくれるようなスピーチを考えます。

     

    いよいよスピーチです。

     

    他国のスピーチ内容をメモし、自国との共通点や妥協点を探していきます

     

    全員がスピーチをする合間に、アンモデ(自由に立ち歩きながら、各国大使が交渉を行うこと)で、他国と交渉を行い決議案が出されます。

     

    まずは自分の意見と近い国の大使を探して交渉をします

     

    話し合いの輪が自然と大きくなっていきます

     

    最後は各国大使が、話し合いを通じて提出された決議案に対して賛成、反対を明確に表明します。

    本日提出された決議案は全て可決されました。

    (イングリッシュマフィンやワイン、親子丼、カレーなど様々なメニューが提案されました)

     

    最後に講師の方に今回のフィードバックと、次回の模擬国連に向けての概要説明をしていただきました。

     

    生徒たちは真剣に、活発に活動や話し合いに参加していました。

    みんなで協力しあうだけでなく、国連ならではの駆け引きをする経験が刺激的で興味深かったようです。

     

    第2回は環境問題を取り扱う予定で、ただ今生徒たちは準備をしています。

    次回はどんな話し合いが展開されるのか、今からとても楽しみです。

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