校長Blog

  • 1月8日 今日から始まりました

    • 2019.01.8
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    明けましておめでとうございます。

     

    16日間の冬季休業が終わり今日から授業が再開です。

    新年の全校集会では、冬休み中に約30年ぶりに再会した卒業生の話を交え、一人ひとりが持つ「無限の可能性」について話しました。

     

    ニューヨークの国連本部に勤務していた彼女の原点となったのは、翠陵での海外研修で、アメリカ人の日本に対する様々な誤解が違和感として自分の中に残ったことです。短大卒業後、その答えを捜しに向かった留学先では、学業の傍らで積極的に行った日本理解のための多くの催しが大学内外から大絶賛を受けました。その後国連職員への推薦を得て、紛争後のサラエボ救済を始め10年近くも国際平和のために尽力することとなったのです。帰国後も大手外資系企業でコンサルタントとして寝る間も惜しんで活躍し、今は子育てと並行しながら新たなビジネスを軌道に乗せるべく奮闘中とのことでした。

    在学中おとなしい生徒だった彼女からは想像もできない主体的な人生に、感動せずにはいられませんでした。

     

    彼女と話しながら、翠陵で人生の土台作りに励んでいる生徒たちを想いました。青春の喜怒哀楽に包まれながら自分をさがし続け、悩みの絶えない日々です。しかしそこには、無限の可能性、目の前にはたくさんの道が広がっているのです。自分の心を信じて意欲をもって歩み続けることで、進むべき道はきっと見えてきます。世の中がどのように変化しようとも、自分だけの道を自分の手で創りだすことができるのです。

     

    小寒を過ぎ、寒さが一段と厳しくなった朝、今日を最後に卒業式まで自由登校になる高校3年生にとっては最後の全校集会となりました。

     

    日常の光景が戻りました

     

    中3のロッカーに貼ってあるのは何?

     

    「今年の誓い」のようです

     

    本年もよろしくお願いいたします。

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