長い夏季休業が終わり今日から学校が再開です。あたり前ですが学校は生徒あってのもの。夏休み中も学校は開けていましたが、いつも静かで寂しい感じさえしていたものです。でも今日は全校生徒が揃い、校舎の隅々まで生徒たちの元気で賑やかな声が響き、学校中に久し振りに活気が戻りました。

これが学校です。生徒たちを見ていると元気をもらえます。

そして防災の日である今日は、大地震発生を想定した避難訓練を行いました。各教室で「防災ビデオ」の視聴を通じて地震発生への備えを学んだ後、全校970余名で総合グラウンドに避難する訓練です。私語がややあり注意を受ける場面がありましたが、設定された目標時間内で全員が避難を完了できました。

全校でグラウンドに避難

消火訓練・的を目がけて！（教員）

消火訓練・私達も上手です！（生徒）

自然の力。地震をはじめ様々な災害を引き起こすその力は大変大きく、想定をはるかに超えることもよくあり、人の力で止めることはほぼ不可能です。また災害に遭遇するのは学校にいるときだけでなく、あらゆる場面が考えられます。その自然の力を目の前にして、私達一人ひとりが持つべきものは「考える力」です。どんな場所で何が起ころうと、自分で自分の命を守るためにはどう行動すべきか考えられる力です。そのために必要なのは、災害の実態やその備えに関する知識を深め、訓練などの体験(演習)を重ねることです。「知識と演習」なくしては考える力は得られないのは、いつもの勉強と同じです。…と生徒たちに話しました。

防災の日において、自分の命を守るための「考える力」をより深めて欲しいと願います。

月曜日から前期期末試験。Think＆Challenge！です。