毎月１回、月曜日の朝に『生徒たちの生徒たちによる生徒たちのための全校集会』が開かれます。今日も秋晴れの空の下、颯爽と生徒会が登場して集会が始まりました。

 

　全校集会というと、校長先生が出てきてこんなやりとりをするのがお決まり。

「おはようございます！」「ぉ、ぉ、ぉはょぅござぃます…」「んん？声が小さい、もう１度、おはようございます！」「おはようございます！」とここまでが全国的なお約束。このあとは有難い訓話が続くのですな。

これはこれで大事なことですが、翠陵では、生徒会が司会をしながら、各委員会の委員長や副委員長が壇上に立って全校生徒にいろんなことを熱く訴える集会を月に１回やっています。

数百人の生徒を前に少しだけ緊張しながら、みんなで暮らすためのルールだったり、この行事をこうやって成功させよう！だったり、これからこんなキャンペーンやりますよ！だったりが話されます。

 

 

　大人はもう意地でもマイクを持たない！　

「もっとこう話した方がいいよ」なんてヤキモキ思いながらも、信じて任せた以上は本番では口を挟まない。うまく伝わらなかったとしても次の生徒朝礼で挽回すればいいじゃない。あーあ、イマイチだったなって思うことからも成長は始まるはず！

私も最初の頃は生徒会から「最後に講評をしてください」って言われてマイクを握ったこともあったけど、今はもう喋らないことにしています。みんなは講評をされるためにやってる訳じゃないよね。

　今はまだ壇上の生徒からの一方通行の話になることが多いけど、近い将来、聴いている生徒たちからいろんな意見が飛び出して、その場で議論されたりすることを夢見てます。

学校はみんながその気になれば変わっていけるぞ！