秋休みを利用して、理系プロジェクトの筑波研究学園都市ツアーを実施しました。

　今年のツアーの参加者にちょっとした特徴がありました。

例年だと理系の子たちが多かったけど、今年は国際コースの男子生徒がたくさん参加したこと。

今、大学では理系・文系をあまり区別しなくなっています。

文系だ理系だと騒いでいるのは高校までで、今の世の中はルネサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチのような『万能人』が求められているのですね。

「国際コースは文系！」みたいなイメージになってるけれど、文系・理系の枠にとらわれずに自由に自分の興味あるものに挑戦する、これって素敵。因みに国際コースにも理系の選択科目はありますけどね。

　以下、引率をしたＫ先生からのレポートです。

　筑波研究学園都市見学ツアーに行ってきました！今回のツアーでは、筑波実験植物園、筑波大学、そして筑波宇宙センター（JAXA）を訪れ、みんな大興奮の一日を過ごしました。

　まずは筑波実験植物園です。広大な敷地にたくさんの植物が並んでいて、思わず目を奪われました。普段なかなか見ることのできない絶滅危惧種や、様々な気候に適応した多様な植物たちを目の当たりにするのは、まるで別世界に迷い込んだみたい！　研究員の方が丁寧に解説してくれたので、植物の生態や特徴もわかりやすく学べました。その後は自由見学タイムで、各自興味のある植物をじっくり観察したり、写真を撮ったりとみんな楽しんでいました。

　次は筑波大学で学食体験です。大学生たちに囲まれて、「自分も大学生になったらこんな感じかな～」なんて気分を味わいながらのランチ。メニューも豊富で、お手頃価格なのに味もボリュームも大満足！　普段の学校のランチとはひと味違った学食の雰囲気を楽しんでいました。

　そしてメインイベントのJAXAです。ここでは、普段はなかなか見られない施設を特別に見学することができました。特に印象的だったのは「きぼう」運用管制室。セキュリティが高く、通常は入れない場所に足を踏み入れるだけでワクワクが止まりませんでした。また、宇宙飛行士の訓練が行われる養成エリアも見学でき、宇宙に関心のある生徒たちにとっては夢のような体験でしたね。

　朝から晩まで、あっという間の一日。みんな思う存分楽しんで、帰りのバスでは「もっと見学したかった！」という声もちらほら。これをきっかけに、未来の科学者や宇宙飛行士が生まれるかもしれませんね！