校長Blog

  • 成績個別面談で作戦会議

    • 2024.09.17
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    後期期末テストも終わって、全校で「成績個別面談」をやっています。

    担任の先生と翠陵生が二者で個別面談をやるのです。この期間中は授業も短縮時間割にして、昼休みや放課後に1人1人の翠陵生と向き合う時間を作っています。

     面談の内容は、期末テストの振り返り・敗因?または勝因・学習時間の確保方法・今後の勉強方法・今後の目標等々で多岐にわたります。先生たちは生徒と話すのが大好きです!

     

     教員チームの約束事は2つ。

     1つは、テーマは学習に絞ること。なるべく生活態度なんかは話題にしないようにしようねってこと。まぁそうは言っても、成績が下降してる子は生活面に触れざる得ないことも。

     もう1つは、過去はほどほどにして未来に向かうこと。逆立ちしても取り戻せない過去のお説教はやめて、次回にどうするべきか、前向きに考えましょうねってこと。

     

     担任の先生は、クラスの生徒全員と面談をするので結構大変。それでも我ら翠陵の先生たちは真剣に生徒に向き合って1人1人と作戦会議。

     翠陵では、定期テストのたびにこうした個人面談を必ずやっています。大きな模試のあとにやることもあります。私たち先生は、君たちを見ているぞ!ビームを噴射します。

    ビームを浴びせすぎると彼らの自立を邪魔しちゃうから、その匙加減が腕の見せどころ。

     

     急に友達口調で恐縮ですが、なんか最近思うんだよねぇ。

    学校って何だろうな?教師って何だろうな?って。

    昔のことわざに「3つ叱って 5つ褒め 7つ教えて 子は育つ」ってのがあるけれど、今はそれも段々と言われなくなってきたなぁって。

    叱り方にもよるけど、叱るよりも褒めて褒めて褒めまくって! 

    教え方にもよるけど、教えなくてもAIやYouTubeが教えてくれる!

    そうですか、そうですか、だったら学校も先生もいらないじゃん。

     いやいやいや!!

    学校は「みんなでワクワクしながら成長する場」のはず。

    彼らの成長のために必要なら、たとえ少しだけ時代に逆らってでも「時には叱って一緒に泣いたり、めちゃくちゃ褒めて一緒に喜んだり、正しいことを教えて一緒に成長したり」を胸を張って貫きたいよね。

    生身の先生たちにしか出来ないことを生身の子供たちと一緒にやっていきたいよね。

    時代に敏感になって新しいことに挑戦しながらも、時代に負けずにちょっとだけ鈍感に!

     

     ちょっと熱くなりすぎましたが、翠陵の先生たちはそんなこんなで今日も面談で生徒1人1人と作戦会議中!

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