前にも紹介した翠陵の探究学習＝〝翠陵クエスト”、高校２年生が熱い！

高校２年生は数多くの企業からお題をいただいて、正解のない答えを生み出すべく取り組んでいます。

　６月にはグループごとに街に繰り出して、道行く人たちにアンケート調査を実施しました。

担当する企業のイメージを聞いたり、利便性の有無を聞いたり。多くの質問を、全く知らない方々に回答していただきました。知らない人に話しかける、大人だって怯むようなチャレンジ、もうこりゃすごい勇気だ。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

その後の分析を経て、企業の担当の方々をお招きしてクラスで今回の結果を大発表。

 

　以下、プレゼン終了後に企業の方々からいただいた感想です。

みなさん、大絶賛されていました。ちょっとこそばゆいけれど少しだけ紹介します。

 

　・アンケート調査で、データ６０名とかとってきていた。どの班もすごく頑張ったんだなあ!!

　　すべてのチームがこれだけサンプル数を取れている学校は珍しい！

　　この背景には、生徒の前向きな姿勢はもちろん、生徒のパワーをアンケート活動に向かわせ

　　る先生方の場づくりがあったからだと感じている。素晴らしいです！

　・足で運んでアンケートをとっているところが素晴らしい。複数校を訪問しているが、ここま

　　で動いている学校は初めてだった。

　・全項目で結果への考察があった。とりまとめたら、マーケティングや広報に繋げることがで　　きるほどの内容だった。

　・生の声を聞くことは普段なく、会社としても貴重な情報を受け取った。会社が想定していた　　こととは違う物もあり、十分ビジネスに活かせるものだと感じた。

　・素直な姿勢で言葉を受け取っており、例えば発表の初めにあいさつをすることや発表中の目　　線など、あるチームへのアドバイスを、以降に発表するチームが次々と聞き入れて行動にう　　つしていた。この５０分間でも成長していることが素晴らしい。素直な子たち。

 

　あぁもうダメ、これ以上褒めないで。生徒たち以上に僕たちが嬉しくなっちゃって調子に乗っちゃうから。叱らないといけないときに、叱れなくなっちゃうよ。

教員って生徒が褒められると自分のことよりも喜んでしまうので、これだけで１ヶ月はニコニコしちゃう。

　学校ってなんだかんだ言ってもやっぱりちょっと閉鎖的で窒息しがち。

こうやってたまには外に出ていく方が生徒たちがイキイキすると思うのです。

自分たちで新しいことに挑戦していく方がワクワクできると思うのです。

クエストを通して「私はこんなこともできるんだ」、「私は社会に必要とされているんだ」、「世の中ってこんなに面白い」ってたくさんのことを感じてほしいなぁ。

 

　今後の翠陵クエストに乞うご期待です。