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教育実習生奮闘中② ~おかえり翠陵生~
- 2024.06.18
教育実習生、教卓のこっち側から見る景色にも慣れてきて毎日頑張っています。
先生たちから「〇〇先生」って呼ばれて、ちょっぴり照れくさそうにしていますけどね。
そりゃそうだ、在学中は名前で呼ばれていたもんね。
ちょっぴり緊張の面持ちでいよいよ授業↓
前回載せられなかった実習生からのメッセージです。
『私は中学は新体操部、高校は帰宅部でした。高校時代は第1志望校合格のために毎日朝から晩までドリカムコーナーにこもって勉強していました。 先生方は私のどんな質問にも答えてくださり、メンタル面でも手厚く見てくださいました。 このことから自分も先生方のような人になりたいと思い、教職課程を取ることにしました。 実習は大変なことが多いですが、1つでも多く学べるように残り2週間を過ごします。』
『私は高校入学当初から大学受験は指定校推薦でいきたいと考えていたため、毎回の定期試験や実力養成試験を必死で頑張りましたが、それでも3年間を通して手を抜かずに、頑張り続けることは簡単ではありませんでした。私が頑張れたのは友達Mくんの存在でした。Mくんとは毎回のテストで点数の勝負をしました。そのおかげで、お互い力を高め合いながらも、負けたくないという気持ちになることができ、必死に努力することができました。自分の希望進路が叶ったことは、自分の努力だけでなく、その友達の存在も大きかったです。実習では友達の大切さを教えていきたいと思います。』
『私が翠陵で最も得て大きかったと思う力は、自ら考え行動する力です。
私は高校3年生のころコロナ禍で3ヶ月間の休校となり、学校の授業がなかったことから、受験勉強において受け身の状態のままではいけないと考えました。
そこで自身で高3内容の数学Ⅲを学習し、5月までに問題集を1周することでクラスメイトよりも先行して学習を進めました。
その結果、数学の成績は校内トップクラスに成長することができ、学校再開後も主体的に学習を進めていけたことで明治大学に進学することができました。
この経験から、自ら考えて行動する力を成長させることができました。
この力は勉学においてだけでなく、現在の大学生活にも大いに活かすことができており、この教育実習を通じて生徒へ還元できたらと考えています。』
『みなさん、こんにちは!中学・高校理科の教員免許取得のため、翠陵に舞い戻ってきました!とは言ったものの、吹奏楽部だった私は毎年3月に、賛助演奏をしに翠陵に来ていました。なので3ヶ月ぶりの翠陵です!
私は特進コースだったので、週2回の7時間授業・サマースタディーキャンプなど、たくさん勉強できる環境でした。しかし、1度しかない高校生活、なにもやらずに後悔で終わりたくないと思い、部活動・生徒会・学級委員・文化祭のクラス運営・有志の弾き語り・バンド演奏・野球応援など、やってみたいと思ったこと全てに挑戦してみました。学業第1の特進コースで、勉強がおざなりにならないようにしながらも、色々なことに取り組むにはなかなか時間が足りず忙しい日々を過ごしていましたが、「今しかできないこと」は「今」しかできません。失敗したって時が経てばそれもいい経験になります! 生徒の皆さんには後悔のない楽しい学生生活を送ってほしいなと思います。
今回の教育実習で自分もなにか翠陵に還元できるように精一杯取り組んでいきたいと思っています! 短い間ではありますが、よろしくお願いします!』
なんだかいいことばっかり書いてくれて、こっちが照れ臭いですなぁ。
悪いことも書いていいよって言いましたよ。ハイ、言いましたとも。
きっといい思い出がたくさん詰まっているから、母校で教育実習をしようと思ってくれたんだね。
こういう有難いメッセージをもらうと、私たち教師は、いい思い出がないかもしれない卒業生にも想いを馳せることがよくあります。そんな卒業生も今は笑顔でいてくれますようにって懺悔に近い気持ちになったりもします。生徒には「後悔しないようにね」って言っておきながら、教師って後悔することも多いんですよ。「言いすぎちゃったなぁ」とか「もっと他にやれることがあったかもなぁ」とか。そして後悔しないで済むように全力で生徒と向き合って、そしてまた後悔して。あれ?話が違う方向に行っちゃった。
なにはともあれ、生徒も実習生も、みんなの心に残る実習になりますように!!
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